野平 一郎 のだいら いちろう(1953-)
作曲家。東京に生まれる。
東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学、大学院修士課程を経て、 1978年、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。 この間作曲を間宮芳生、永冨正之、ベッツイー・ジョラス、セルジュ・ニッグ、 ピアノ及びピアノ伴奏法を村井貞子、堀江孝子、高良芳枝、 アンリエット・ピュイグ=ロジェ、ジャン・ケルネルの各氏に師事。
卒業後は、ダルムシュタット、シエナ、エクサン・プロヴァンスの各講習会で リゲティ、ファーニホゥ、ドナトーニと、またイティネレールやIRCAMに於いて、 電子音響音楽やコンピュータ音楽を学ぶ。
ピアニストやソリストとして出演する一方、内外の名手と数多く共演。
また作曲家として多くの作品が、内外で放送されている。
第13回中島健蔵音楽賞(1995)、第44回尾高賞(1996)、 文化庁芸術選奨文部大臣新人賞(1996)、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996)を受賞。 現在東京藝術大学助教授。

<ずいずいずっころばしの要約>
ある農家でずいきのゴマミソあえを作っていたら、
将軍様にお茶を献上する"茶壷道中“が通りかかりました。
何をされるかわからないので、家の人たちは
急いで奥へ隠れました。
静まりかえった家の納屋では、
ネズミが米俵を食べる音や鳴き声が聞こえてきます。
井戸端ではあわててお茶わんを割ってしまった音が聞こえてきます。
やがて茶壷道中は去って行くから、それまでは絶対に外にでてはいけませんよ。

衣装ギャラリー


Gallery6の衣装は、男声は、黒のワイシャツに黒のズボン。女声は、黒のスカートに黒のブラウス。
そして楽譜カバーは、お茶壷の模様が可愛らしい和紙によって作られたカバーです。
楽譜カバーは、中の楽譜が取り外し可能で再利用まで考慮して衣装係が用意した逸品です。


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