Mine Crane ミネ・クレイン(1917-1992)
画家。1917年広島呉の名家沢原家の末娘として生まれ、良家の子女として大切に かつ厳しく育てられる。
1955年、東洋美術に興味を持ち米国から来日していた大富豪コーネリアス・クレイン氏と結婚。 渡米後は、ニューヨークで暮らす。夫のクレイン氏に先立たれた寂しさの中、散歩の途中で見た白鳥に 心を動かされて絵を描きはじめる。ニューヨークの自宅のほかに、コネチカット等に別荘があり、 大きな絵はそこで描いた。旅行中以外はアトリエに入らない日はなかったという。
1978年に”1978年をリードするアメリカ女流アーチスト12人“に選ばれる。
ミネ・クレインの絵には、地平線や木、しゃぼんだま、フルートといったモチーフがよく登場する。 地平線や水平線はそこへ向かっていく道が好きだから、木は夕焼けの空に葉のない細い枝がレースのように散らばりその隙間から オレンジ色の光が差し込む・・・そういった美しさに惹かれるからだと本人が語る。
また、たいへんな音楽好きでもあり、自宅に音楽家を招いては演奏会を開いていたという。また、自身も金のフルートを吹いた。

谷川 俊太郎 たにかわ しゅんたろう(1931-)
現代を代表する詩人のひとり。1931年東京に哲学者の谷川徹三の一人息子として生まれる。
小学校時代は何度も級長を務めた。また豊多摩中学時代(旧制)にベートーヴェンを聴き、音楽に触れる。
18歳頃から詩を書き始め、父から詩人の三好達治を紹介され「文学界」で「ネロ他五篇」を発表、注目を集める。
1952年6月に第一詩集『20億光年の孤独』を刊行。その後、多くの詩集や絵本をはじめ日本翻訳文化賞を受賞した訳詩集「マザーグースのうた」や スヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」などの翻訳、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍している。

後藤 丹 ごとう まこと(1953-)
作曲家。上越教育大学大学院教授。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。 同大学院音楽研究科作曲専攻修了。
主な合唱作品として混声合唱組曲 『五つの鼓動』(音楽之友社)、同『気球の上る日』(同)、同『みまかれる美しきひとに』(全音楽譜)などがある。
楽曲分析に関する論文執筆の他、ピアノ独奏や連弾のための編曲も多くこなしている。

衣装ギャラリー


Gallery3の衣装は、男声は、黒のスーツに蝶ネクタイ。女声は、黒のスカートに白のブラウス。
そして楽譜カバーには、緑をベースにかわいいレースの飾りがついています。
楽譜カバーは、中の楽譜が取り外し可能で再利用まで考慮して衣装係が用意した逸品です。


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